自傷行為の始まり ~ いつもと違うところを舐めだした

家族が増えてから約10日後ぐらいでしょうか。
ぼんに変化が訪れました。

2017年2月11日 トリミング後

時系列的に説明する事が良いのですが、簡単に書くと、ぼんは確か2歳ぐらいからだったと思うのですが、4本足の先と裏(肉球)を舐める事が多く、癖づいていたのもあるとは思いますが、基本的にはアレルギーであろうという診断および考えでした。
該当箇所は赤くなっていることも多く、舐めはしていませんでしたがお腹の皮膚の異常に関してもアレルギーの可能性が一番高く。

そして年月が過ぎ昨年の12月頃、今まで無かった頭皮や鼻も赤くなり、鼻の上に関しては皮膚も薄くなっていたのです。
これはヒドイというわけで病院に相談したところ、何やら新しい薬が出たらしく、それを試してみる事を勧められました。
これまではアレルギーの薬は主にステロイドが多かったようですが、周知の通り副作用も多い報告があり、ウチとしては避けていた面があります。
で、その勧められた新しい薬はステロイドを使用していないにもかかわらず、同様に近い効果が得られる報告が多いとのことで、高額でしたが思い切って試す事に。

ここまで書いておいてアレなんですが、その薬のことに関しては詳しくはまたいつか・・・。

で、実はその薬はぼんに効き目があったのです。
すっかり足を舐めなくなりました。

・・・という経緯があるのですが、この2月中旬頃、今までとは別の箇所を舐めるようになっていました。

前足の傷

写真ではわかりづらいのですが、前足の肘から足首あたりの内側です。
こんな箇所今まで舐めたことも無かったのになぁ?と思いつつ、前述の薬は毎日飲むものですが、実は一時的に効果が薄れる時期が出てくる可能性があるみたいで、ぼんもその時期になったのかなと思っていました。

写真のとおり血が出ていたので、最初は何か湿疹か新しいアレルギー?なのか病院で診てもらいました。すると、診断ではこの傷は歯によるものではないかとのことでした。

つまり、舐めるだけならまだしも、ぼんはその箇所を血が出るまで自身の歯で傷つけていたのです。それが日に日に多くなり、傷の箇所を舐めると更に菌が繁殖して、このままだと化膿して別の病気になるのではと心配になり、舐められないように包帯を巻くことにしました。

右前足に包帯を巻く

今写真を見て思い返せば、最初は右前足だけだったんですね。

包帯を巻いてもその上から舐めようとはしますが、皮膚に直接被害は出ないので、根本的な解決ではないけれどとりあえず化膿などの心配はなくなったかなと安堵していました。

側で寝る

しかし、右前足に包帯を巻いてから数日も経たない内に、今度は左前足の同じような箇所(肘から足首の内側)を舐めるようになりました。

これでいわゆる、今までのようなアレルギーではないのかもしれないと思うようになりました。
気になる箇所はずっとそこを気にするタイプのぼんですが、舐められなくなったら別の箇所を舐めるというのは今までと違う行動。

というわけで、左前足も包帯で巻くようになりました。

・・・しかしながら、今度はその包帯では巻ききれていない箇所を舐めたりするようになりました。
具体的には、脇辺りでしょうか。そしてまた出血を発見。
血を見たとき、以前言われたけどまだ「噛み傷」とは信じ切れていなかったので、やっぱり皮膚疾患ではないかと再び病院で診てもらうことに。

舐性皮膚炎

診断ではやはり前回同様、アレルギーなどを含む皮膚疾患ではなく、自分で傷つけたことによる傷ではないかとのことでした。可能性としては上の写真の「舐性皮膚炎」。
これはアレルギーが原因でも起こりえることなのですが、この当時も足先足裏を舐めることは再発していなかったので、アレルギーに対して薬自体は効いているという判断です。つまり過去数年間続いていた足先を舐めていた行為は治まっているのに、別の箇所を舐めだしてしかも傷までつけている。

これらのことから、ストレスによる原因が高そうでした。

ストレス発散のために多少舐めるぐらいなら良いのではという考えもできるのですが、出血するまで傷を付けていたので、そこを舐めるとさらに悪化が心配です。
そして症例として見せて頂いた写真では、酷くなると延々と自分の皮膚を噛み続け、骨が露出しているケースもありました。

骨が見えるまでやり続けるってマジ?と信じられない気持ちでしたが、マジなんです。
皮膚も肉も突き破って、実際に骨が丸見えなんです。

それを見て、ぼんを守らねばと思いました。

側で見守る

両前足は足首から脇辺りまで包帯をすることにしました。
それでも届く部分があるみたいなので、昔買ったエリザベスカラーを着けてもらう事に。

当時はそんなに長引くとも思っていませんでしたから、心が落ち着くまで少し我慢してくれと。

カラーを着けた

当然このカラーによって別のストレスが発生していたと思いますが、放っておくと最悪骨の露出もありえる「自傷行為」を止める方が優先でした。

カラーを着けて前両足には包帯もしています。
これで包帯ではカバーできなくなった箇所も舐められなくなりました。

しかし、朝起きると毛の塊が抜けていたのです。
何回か分のものです。

抜けた毛の塊

どうやらぼんは舐める&噛むだけではなく、毛も毟っていたようです。
その証拠に、実際に前足の該当部分は毛が薄くなっていました。

そしてさらに・・・

後ろ足を舐めていた

どうやら、今度は後ろ足をターゲットにしたのです。
もちろん、前足にあったような同じような出血があり、これで完全にぼんの歯による傷だと確信しました。

後ろ足の傷

さぁ、こうなるとどうなるか。
こうなります。

後ろ足も包帯

頭にはカラーを着けて、4本足全てに包帯です。
散歩時以外、家の中では常にこうしておかないと、ぼんは止めないのです。

この時期は家のことで精一杯で、奥さんは産後1ヶ月ほどは安静状態で相手に出来ず。
ストレスが原因の可能性が高いので、散歩に関してはほぼ毎日行きました。

散歩から帰るとまた包帯巻き巻き、むっさ時間かかります。
散歩に行く時は包帯を外してブラッシング、包帯でクシャクシャになった毛を戻すのは通常より時間がかかります。でも、いくら時間がかかってもしなくてはぼんを守れないこと。
色んなことにイライラする日々が続いていましたが、兎に角ぼんのこの行動が治まる様に願っていました。

急速

ブラッシングはいつも通り行っていたので、直後は何もつけていない状態。
たまには素のままで家の中を過ごさせる時間も設けていました。

みんな暖かい部屋に来るので、狭い部屋が渋滞しています。

渋滞

でも無理。
この時は私が見ているから行動に移しませんが、実際は1分、いや10秒も目を離すと噛みだします。
犬の歯はするどいので、数分もあれば大きな傷になることもあるらしく、いつまでも見張れる状況ではないのでやはりカラー&包帯は必須でした。

目が離せない

これでしばらく様子を見るつもりだったのですが、ぼんは更に・・・。

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